27. ドングリを彩る魅惑の模様

 成熟したばかりのアラカシやシラカシの堅果には、緑色や黄緑色、黄色、肌色、茶色等から成る色鮮やかな模様があります。また、イチイガシのドングリには茶色と黄色の美しい縦縞模様があります。
 このように、アカガシ亜属の堅果には模様のあるものが多いのですが、他の属種では単色が一般的です。でも、他の属種でも個体によっては特徴的な模様のあるものが少なからず存在するのです。それらは、成熟して僅か1〜2週間で消滅してしまうものや、果皮が退色しても消えないシミや焼印のようなもの、さらには果皮に彫刻したようなものまで様々です。このセクションでは、アカガシ亜属以外の属種で、茶色一色と思われがちなドングリがもつ様々な色や模様について紹介します。

1. クヌギ
2. アベマキ
3. コナラ
4. マテバシイ

(注) データ等の無断転載はご遠慮下さい。

<関連記事>
・ セクション8 “ 雑記 C : ストライプカラーのドングリ その1 ”
・ セクション8 “ 雑記 E : へその周りにある鱗状の模様 ”
・ セクション8 “ 雑記 F : ストライプカラーのドングリ その2 ”
・ セクション8 “ 雑記135 : ハッキリと模様が現れてきました! ”
・ セクション8 “ 雑記233 : キズがあるのに味わいがある ”
・ セクション8 “ 雑記270 : TATTOO<刺青>あり ”
・ セクション8 “ 雑記280 : キズがあるのに味わいがある 2 ”
・ セクション10 “ ドングリの構造分析 堅果 〜果皮〜 ”
・ セクション11-1 “ 筋状構造物のドングリ種別実態調査 ”