クヌギのドングリに見られる模様は、アベマキでも同じように見られます。
(典型的なアベマキのドングリ)
(薄っすらと黒い縦縞や斑点があるドングリ)
薄っすらと黒い縦縞や斑点があるのは、クヌギよりもアベマキの方が多いように思われます。
(縦に細かい溝があるドングリ)
このように細かい溝が入ったドングリは、アベマキではちょっと珍しいかもしれません。
(縦に茶色と橙色の縞模様があるドングリ)
アベマキのドングリの中でも、かなり特殊な模様だと思います。京阪神では、クヌギと同じぐらいたくさんのアベマキが植栽されていますが、このように鮮明な縦縞模様が確認できたのは緑ヶ丘公園 [ 所在地 ; 兵庫県伊丹市 ] の個体だけです。残念ながら、この縦縞は果皮の退色が進むにつれて跡形もなく消失します。