5. 板根

 オキナワウラジロガシの根元には板根が発達しています。板根は熱帯地域の樹木によく見られるもので、表土が浅く地中深くまで根を伸ばすことができない環境に対応する為に、地上に板状の根を形成して自らの支柱としたものです。

 山道や川沿いで目にするオキナワウラジロガシの板根は、せいぜい私の太もも程度の高さしかありませんでしたが、密林のような山岳地帯の奥深くには、私の背丈程もある立派なものもありました(図24-E-3参照)。