ウバメガシ( Quercus phillyraeoides )

図11-2-9. ウバメガシ(a)とチリメンガシ(b)の花柱とその周辺部の構造

 ウバメガシの首は、破れた袋から花柱の先っぽがちょこっと顔を出した様な形をしています [ 図中(a)参照 ] 。(b)はウバメガシの一品種のチリメンガシの首ですが、ウバメガシの仲間とは思えないぐらい、長くて立派な花柱が反りかえっています。
(注) チリメンガシの花柱が全てこのような形状というわけはありませんが、私が複数の個体から採集したものは、どれも長くて外向きに開いていました。