コナラ(Quercus serrata)
 殻斗を覆う鱗片は瓦状です。鱗片は微細なものが一般的ですが、少数ながらナラガシワのように幅が広いもの(例 : 図2-2-1-1 最上段、右端、右端から2番目参照)もあります。また、殻斗の形状は関西では皿型やお椀型、関東ではお椀型が主流です。中には、ミズナラに見られる王冠型(例 : 図2-2-1-1 最上段、右端参照)のものもあります。