雑記617. 2026.10. 5
“ ほぼリングです☆ ”
雑記614で先触れした、鱗片がほぼリング状(渦状含む)の殻斗をもつドングリを結実するマテバシイは、兵庫県三田市のシイの実公園にありました(図8-617-1参照)。
この個体は樹高が2m程度で、定期的に枝葉が伐採されているせいか、生育状況があまり良くありませんでした。シイの実公園は自宅の近くにあるので、この個体も毎年のように見てきたのですが、リング状の殻斗の存在に全然気づきませんでした。たぶん、前記のような理由で、ここ数年はほとんど結実していなかったからかもしれません。
今年も結実したとは言え、その数は少量でしたが、通りすがりにチラッと樹上を見ただけで、普通のマテバシイのドングリとの違いがハッキリと判るぐらい、この個体の殻斗の鱗片はリング状でした(図8-617-2参照)。
リングの数をかぞえると、これまでリングと瓦が混在した殻斗で見てきたものよりも1〜2層多い程度ですが、1層当たりのリングの幅が広く、裾の部分にせいぜいリング1層分の瓦が見られる程度なので、殻斗全体がほぼリングで構成されているように見えます(図8-617-3参照)。
みなさんも、この機会にぜひ身近にあるマテバシイの殻斗をじっくりとご覧になってみてください。もしかすると、ここで紹介したものよりも、より完璧なリング状の鱗片で構成された殻斗をもつマテバシイが見つかるかもしれませんよ〜♪♪