雑記093. 2012. 9.23
“ 3年ぶりに訪れた山田池公園 ”
昨日は、久しぶりに大阪府枚方市にある山田池公園 [ 敷地面積〜67ha ] (*)に行ってきました。3年前に訪れた時、園内はまだ造成工事中の場所が多かったのですが、現在はかなり整備が進んでおり、整地されたところにはあらたにたくさんのドングリの樹が植栽されていました。今回は、新規に整地された場所や以前立入禁止だった区画に植栽されたドングリの樹を中心に探索してきました。
この時期同園では、マテバシイやアベマキ、そしてカシワのドングリの落下が最盛期ですが、とりわけマテバシイはドングリの形態の多様性において御苑 [ 所在地 : 京都府京都市 ] や鶴見緑地公園 [ 所在地 : 大阪府大阪市 ] と同様に目を見張るものがあります。特に今年は、ほとんどの個体でドングリが大量に結実していました。
以前は立入禁止だった区画内に、たくさんのマテバシイが植栽されたところを見つけたのですが、下草の整備が行き届いておらず、胸の高さまで達する深い雑草を掻き分けながらでないとマテバシイまでたどり着けない状況でした。藪蚊の襲撃には辟易させられましたが、ドングリの結実状況は極めて良好で、おまけにマテバシイの形態を一堂に会したような様々な色や形のドングリを拝むことが出来ました。ここでは、それらの一部を紹介します(図8-93-3参照)。
* 山田池公園については、セクション4に園内の概要を記載してます。