雑記009. 2009.11.23
“ マイ・ドングリフィールドを御案内しました ”
 昨日、東京国立科学博物館の筑波実験植物園で研究員をされていた八田洋章氏が自宅に来られました。私は、八田氏の著書(セクション1でも紹介しています)を通して存じ上げているだけで、実際にお会いしたのは初めてです。氏がパソコンで検索されている際に、偶然私のホームページにめぐり合い、ぜひ直にサンプルをご覧になりたいとの事で、関西方面に出張の折に立ち寄られたそうです。

 私のホームページは、一般の方は勿論の事、植物学を専攻されている方にまで幅広く興味をもって頂けるように記事を工夫してきました。開設以来、このホームページをご覧になられた方々からは、激励のメールも多数頂いており、それを励みに掲載を続けています。そんな折、開設1年目にして八田氏の目に留まり、興味をもって頂けたことをとてもうれしく思います。

 前日の天気予報では生憎の雨でしたが、午前中は何とか曇り空でもち堪えられそうな様子だったので、9時頃に氏が最寄のJR三田駅に到着されたその足で、自宅周辺にある “ マイ・ドングリフィールド ” [ 深田公園(所在地 : 兵庫県三田市)、 はじかみ池公園(所在地 : 兵庫県三田市)の2箇所 ] を案内して差し上げました。

 深田公園では、多果をよく結実するシラカシの個体を中心に、はじかみ池公園では、アラカシ、アベマキ、コナラ、マテバシイ等のツリーウォッチングを楽しんでいただきました。そして、午後からはこのHPでも紹介している多果ドングリや変形ドングリ、その他未公開のサンプルを自宅でご覧いただきました。サンプルを御覧になられている時の氏の様子を窺っていると、ドングリに興味深々なことがヒシヒシと伝わって来て、ついつい私もサンプルの解説に熱がはいってしまいました♪ また機会があれば、ぜひお立ち寄り下さい。お待ちしております。