雑記600. 2025.12.10
“ 金の星社刊 『 どんぐりずかん 』 ”
今年の2月、株式会社WILLで編集担当をされている岡さんから、金の星社で出版予定のどんぐりずかんの監修を依頼されました。本書は、小学校低学年(保育園、幼稚園含)の学齢を対象にした学校や図書館向けの児童書です。昨年、編集工房ノームの飯田猛さんと 『 森のカプセル探検帳 〜ドングリいっぱい大発見!〜(技術評論社刊) 』 という児童書を出版したばかりですが、今回はあらたなパートナーと共に、より素敵なドングリの本を創出すべく全力で監修しました。
着手した当初は、これまで他の出版物で監修してきたように、内容や記載事項の精査だけを担うつもりでいたのですが、できるだけ美しくて可愛らしいドングリの写真を多用したい私と、編集担当の岡さんの意向がマッチした結果、長年私が撮影してきた写真の中から最良と思われるものを大量に投入しました。また、内容や構成についても、細部にわたって岡さんと相談しながら製作することになりました。
具体的な内容としては、各種国産ドングリの紹介だけでなく、ドングリの成長過程や動物との共生関係まで、子供たちが知りたいと思われるドングリに関するすべてが盛り込まれています。また、ドングリを使った料理や遊び方まで、子供といっしょに大人も楽しめるものになっています。
昨日、私の手元に送られてきた献本を手にしたら、本当にため息のでるような美しさで、頁をめくるたびに新鮮なドングリたちの息遣いが感じられました。自分で言うのもなんですが、結構イケてるんじゃないかと思います〜☆ 初版は、12月17日に発売予定です。図書館等で目にする機会があれば、ぜひご覧になって下さい。
最後になりますが、『どんぐりずかん』 の監修を任せてくださった岡さんに、あらためて御礼申しあげます。