雑記594. 2025.11. 4
“ ミニマムなへそ ☆ ”
昆陽池公園 [ 所在地:兵庫県伊丹市 ] では、ちょうど今頃ウバメガシが結実します。先日それらの中で、とびっきりへそが小さいドングリが生っている個体を見つけました。
園内にあるウバメガシの多くは結実したばかりで、まだ樹下にはほとんどドングリが落ちていませんでした。そのうちの1体の樹上から、手に届くところに結実したものを一つ採ってみたところ、そのドングリの小さなへそにビックリしました(図8-594-2参照)。
ウバメガシのドングリは、他の種類のものに比べてへそが極端に小さいのが特徴です。典型的なウバメガシのへそのサイズは、胴回りの直径のおよそ30%ぐらいですが、このドングリのへそのサイズは20%に満たない程度でした(図8-594-3参照)。たぶん、国産のドングリのへそのサイズ(堅果の胴回りの直径に対する比率)では、これがミニマムクラスではないでしょうか。
