雑記566. 2025. 1.10
“ 島尻で見つけた巨弾 ☆ ”

 
 ツアー2日目に、Kさんとだるま山を探索してから、その足で南部山岳地帯の島尻地区に移動しました。Kさんが事前にリサーチしてくださった通り、山道にはたくさんのドングリが落ちていました。
 同地区でいつも訪れる澤の周辺には、山城地区のものとよく似た寸胴な形をした特大ドングリがたくさん落ちていました(図8-566-2参照)。他にも、果皮を覆う微毛が縦縞のように見える美しいドングリを採集することができました(図8-566-3参照)。

 
 さらに、Kさんから事前に送られてきた荷物に同封されていた、大きな台形錐状のドングリ(*)も大量に落下していました。しかも、サイズ的には同封されていたものよりはるかにスケールアップしていました☆
 それらの多くは、樹上から落下して地面に衝突した時のダメージで、果皮が割れたリ、大きな傷が入っていましたが、幸いにもダメージを真逃れたものの中には、堅果幅が34mm、殻斗径が37mm強、そして堅果重量がなんと23gもある巨弾(図8-566-4、図8-566-5参照)が含まれていたのです〜☆☆
* 雑記561を参照願います。

 
 国産のクヌギの中にも、巨大なドングリを結実する個体があって、私がこれまでに採集した最大のものは堅果重量が22g強もありました。今回見つけたものはそれを上回っており、久米島ドングリ探検ツアー4回目にして “ これが日本一大きいオキナワウラジロガシのドングリだ!” と言えるレベルのものに初めて出会うことができました。

 ただ、上には上があって、翌日の3日目に同じ島尻地区でこれまで立ち入ったことがないエリアを単独で踏査したところ、この巨弾をはるかに上回る超巨弾に遭遇したのです〜☆☆☆ それについては、後日あらためてご報告いたします。

(補記)
 小さなヤシの実のような形をしたとってもかわいい沖縄夾竹桃(ミフクラギ)の実を、2日目の島尻地区の探索を終えてからKさんが案内してくださった場所で採集しました(図8-566-6参照)。
 いつもはシングル(図中上段右上参照)でしたが、今回はダブル(図中上段右下参照)も見つけましたよ〜♪♪