雑記562. 2025. 1. 2
“ 樹上を賑わす大きなドングリ ”
南部山岳地帯の山城地区にあるオキナワウラジロガシの林は、近隣の島尻地区に比べて規模は小さいですが、私は久米島ドングリ探検ツアーに出かける度に必ずここを訪れます。というのも、同地区のオキナワウラジロガシの林は、山道の斜面を下った低地の澤の周辺にあるので、地上からでは見えにくい樹上の高所に結実したドングリでも、山道から見ると、僅か数メートルの至近距離で見ることができるからなんです〜♪
今回のツアーの初日は、まず最初にここを訪れましたが、交通機関の諸事情により、現地到着は3時半を過ぎていました。日が暮れるまであまり時間はありませんでしたが、林の中に入ると至るところにドングリが落下しており、僅か1時間程度で割れや傷の無いきれいなドングリをたくさん採集することができました(図8-562-2参照)。
採集したドングリについては、次回以降にあらためて紹介するとして、今回は同地区で撮影した、樹上に結実したドングリの写真をご紹介します。過去3回のツアーでは、ドングリが落下するピークを過ぎていたこともあり、樹上の数箇所にせいぜい1〜2個が結実した姿しか撮影できませんでしたが、今回はドングリが落下する正にピークの時に訪れたので、樹上にはまだたくさんのドングリが残っていました。
初日は雲一つない晴天でしたが、既に日が傾き始めていたので、撮影は翌日にもち越すことになりましたが、幸い2日目もこれ以上ない晴天に恵まれました。おかげで、滅多に見ることができないような樹上を賑わすたくさんのオキナワウラジロガシのドングリの写真を撮ることができました(図8-562-3参照)。