雑記056. 2011. 9.23
“ 可愛過ぎるマテバシイのドングリ ”
 昨年に続き、今年も小学校のカルチャースクールで2年生の子供たちを対象にドングリの授業を受け持つことになりました。授業内容にはドングリの食育も含まれてますから、当日(9/28予定)までにマテバシイのドングリを準備しておかなければなりません。そこで今日は、マテバシイがたくさん植栽されている三田谷公園 [ 所在地 : 兵庫県三田市 ] に行って来ました(図8-56-1参照)。

 自宅周辺には、敷地面積が数ha〜20haもある広大な公園や緑地が多く、そこには例外無くたくさんのドングリの樹があります。三田谷公園 [ 敷地面積〜10ha ] もそんな公園の一つで、マテバシイ以外にもクヌギ、アラカシ、シラカシ、コナラ、スダジイ、クリ等がたくさんのドングリを落とします。

 今年のマテバシイは、例年よりもはるかに結実状況が良好でした。既に落下しているものも含めて、樹上にあるものを長い棒で片っ端から叩き落としながら拾い集めていると、30分も経たない内に5体から各々約100個ずつ、計500個前後のドングリを確保することが出来ました。生徒さんの数は約60名なので、一人当たり2個として、150個もあれば十分足りるのですが、個体によっては不味くて食べられないものもあるので、昨年と同様に複数の個体から余分に採集しました。
 後は、当日の朝に茹でたものを愛猫ルーカスといっしょに試食してから、持参するものを決めればいいだけです。

 試食結果や授業当日の様子については後日あらためて報告するとして、この日は園内のマテバシイでとっても可愛いドングリを見つけました(図8-56-4参照)。成熟しているのにこんなにも小さくて、しかも凛々しい姿に思わず見惚れてしまいました☆ こういう出会いがあるからドングリ探索って止められないのですよね〜♪今年も、すばらしいドングリとの出会いが期待出来そうです。