雑記538. 2024. 8.13
“ 6個の幼果が着きました☆ ”

 ドングリの樹は、種類によって果軸に着く果実(ドングリ)の数がだいたい決まっています。ウバメガシの場合は、通常1本の果軸に1〜3個、多くても4個です。但し、極めて稀に5個乃至6個の花が咲く事(図8-538-3参照)もありますが、それらが花期の形態から大きく成長することはまずありません(*)

* 珍しい事例として、1本の花軸に6個の花が咲いて、その中の4個が結実した例をAppendixのArticle No.5で紹介しています。

 
 ところが、港湾緑地南公園 [ 所在地 : 兵庫県神戸市 ] にある通常でも1本の果軸に4個のドングリを多数結実するウバメガシで、なんと6個の成長した幼果が着いた果軸を見つけたのです(図8-538-5参照)。

 
 季節外れに開花したウバメガシの花軸
(**)は、春に開花したものとは比べものにならないぐらい長くて、しかもそこにたくさんの花を咲かせます。ですが、春に開花した長くても10数mm程度の花軸に6個もの花が咲いて、しかもそれらが全てこのように大きく成長することは極めて珍しいのではないでしょうか。少なくとも、私はこれまで相当数のウバメガシを観察してきましたが、このような事例に遭遇したのはこれが初めてです。
** セクション22の2項を参照願います。