雑記491. 2023. 1.26
“ ドローンで空撮! ”
 昨年末の久米島ドングリ探検ツアー(*)で、6年ぶりにオキナワウラジロガシと触れ合う機会をもつことができました。久米島の山岳地帯では、降雨によって山道や山の斜面に一時的に形成される澤に沿って、たくさんのオキナワウラジロガシが見られます(図8-491-1参照)。その様子は、山道を歩きながらでも十分に堪能できますが、このたびいつもお世話になっている久米島のKさんから、ドローンを使って空撮した南部山岳地帯の写真が届きました(図8-491-2参照)。
* 第3回 久米島ドングリ探検ツアーの記事(雑記482〜雑記490)を参照願います。

 ちょうど今時分がオキナワウラジロガシの新緑の季節で、山の斜面の澤に沿って山上付近から麓の辺りまで、黄緑色のオキナワウラジロガシの新葉が生い茂っている様子がよくわかります。これは南部の山岳地帯の一部を撮影したものなので、北部や中部の山岳地帯を含めると、おそらく島全体では相当な数のオキナワウラジロガシが繁栄しているものと思われます。

 地上からでは、オキナワウラジロガシの分布を断片的にしか体感することはできませんでしたが、空撮した写真を見ると、山中にある澤という澤でオキナワウラジロガシが幅広く分布しているのがよく判りますね〜♪素晴らしい写真をありがとうございました☆ Kさんとそのご友人でドローンによる撮影をしてくださった本間さんには、心より感謝いたします。