雑記453. 2022. 2. 8
“ どんぐり銀行に行ってきました ”
 先日、大阪市内に出掛ける用事があったので、ついでに以前から一度体験してみたかった 「どんぐり銀行」 に立寄りました。

 「どんぐり銀行」 は、お金の代わりにどんぐりを貯めることができる銀行です。みなさんが集めた “ どんぐり ” は、本店がある大川村 [ 所在地 : 高知県土佐郡 ] でお預かりし、大切に苗木へと育て、みなさんの元へとお届けします。やがて育った苗木は様々な場所で、豊かな自然をつくってくれるのです。小さな “ どんぐり ” からはじまる 「どんぐり銀行」 は、自然へのちょっとした優しさです(どんぐり銀行のHPより抜粋)。

 ネットで検索すれば、 「どんぐり銀行」のシステムについて詳しく解説されていますが、要するに、私たちが拾ったどんぐりを全国各地にあるどんぐり銀行の支店に預けると、それらは大川村へ送られて、後日そこで育てられた苗木を受け取ることができるというものです。
 どんぐり銀行は、全国のどんぐり共和国(ジブリグッズを販売しているお店)の店舗に併設されていますが、今回初めて体験するので、念のため前日に大阪市内にある最寄りのどんぐり共和国に電話して、どんぐりの預入に関する注意事項を確認したところ、店舗の営業時間内であれば、いつでもどんぐり共和国のレジ(銀行の窓口)で預入が可能で、虫喰いや割れていない新鮮などんぐりなら問題無いとの事でしたので、早速自宅周辺にあるどんぐりスポットで新鮮などんぐりを拾ってきました。

 この時期に落下したての新鮮などんぐりと言えば、アラカシのどんぐりしかありませんが、他の種類でも昨年末頃に日の射さない林のような場所に落ちたどんぐりであれば、果皮の退色がほとんど見られず、結実した時と変わらぬ姿のままなので、はじかみ池公園 [ 所在地 : 兵庫県三田市 ] のアラカシといっしょに、貴志御霊神社 [ 所在地 : 兵庫県三田市 ] の鬱蒼とした林に大量に落ちていたツクバネガシのどんぐりを拾い集めました。

 
 翌日、アラカシとツクバネガシをそれぞれ290個づつ、合計580個のどんぐりをどんぐり共和国のレジに持参すると、図8-453-3のようなかわいい通帳を発行してくれました。また、今年は1/11〜2/28が年に1度の払い出しの時期だったので、入金(=入どんぐり)と出金(=出どんぐり)を同時に体験することができました。出金については、希望すれば5月下旬頃に大川村にあるどんぐり銀行の本店から自宅に苗木(クヌギ)を送ってくれるそうですが、自宅には育てられる場所がないので、大川村で代理植樹してもらうことにしました。

 以上、簡単ではありますが、今回は私のどんぐり銀行初体験記でした。もしかすると、どんぐりを預けに来るのは子供連れの大人が中心で、私のような中年のオッサンが1人でワクワクしながら預けに行くところではないのかもしれません。ということで、次回入金する時には、カモフラージュのために孫を連れて行くことにします。