雑記424. 2021. 5. 7
“ モフモフの木 ”
 4月の末頃から、京阪神ではスダジイの花が咲き始めました。図8-424-1は、スダジイの開花の様子を撮影したものですが、このように樹全体が雄花軸に覆われてモコモコした感じのものが一般的です。

 ところが、ゴールデンウィークに訪れた高塚公園 [ 所在地 : 兵庫県神戸市 ] で、モコモコというよりも、モフモフした感じのスダジイの開花シーンを目撃してしまいました(図8-424-2参照)。

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 この図をご覧になれば、モフモフという表現が決してオーバーでないことがお判りいただけると思います。普通のスダジイの倍ぐらいの長さがある雄花軸(図8-424-3参照)が、1つの新枝に大量に咲いたことによって、このようなモフモフ感が現出したのでしょう。

 因みに、図8-424-4はこの個体を真下から見上げるように撮影したものです。無数の長い雄花軸がツララの様に垂下した姿はなかなか壮観ではないでしょうか。

 実は、この日初めてこの個体を目にしたわけではありません。それどころか、毎年秋になるとこの個体に会うのが目的でここを訪れていたぐらいに、数あるスダジイの中でも私の一番のお気に入りなのです。理由は、この個体が結実する小さなクリのような形をした愛くるしいドングリのせいで、初めて目にした時に一瞬でノックアウトされてしまいました(図8-424-5参照)。

 ただ、花が咲く今時分に訪れたのは今年が初めてだったので、想像もしなかった見事な開花の様子にすっかり驚かされてしまいました。今回、あらたな一面を知ったことで、以前にも増してこのスダジイのことが好きになってしまいました〜☆