雑記358. 2019. 9.25
“ 雑誌 【 ワンダーしぜんランド 】 10月号 ”
10月 1日発売予定の雑誌 ワンダーしぜんランド 10月号 (世界文化社刊)に、ドングリの写真を掲載していただけることになりました。今年のゴールデンウィーク前ぐらいに、いつもお世話になっている世界文化社の飯田猛さんから、ドングリの写真を借用したい旨のお話を頂戴したのですが、以前拙著に掲載した写真を流用するだけで、私自身は特に何もすることがなかったこともあり、先日見本が届くまでこの話があったことをすっかり忘れてました。
ワンダーしぜんランドは毎月1冊ワンテーマで身近な不思議を化学した絵本です。対象は4〜5歳児で、全国の幼稚園や保育園などで教材として活用されています。10月号のテーマは秋の実りで、秋の味覚を中心に様々な食べ物が紹介されています。今では食材としてドングリを活用することはほとんどありませんが、秋の実りの定番であり、何よりこの雑誌の編集を担当されている飯田さんの好みということもあって、今回特別に採用されたのではないかと思います。飯田さんにはいつもお気遣いいただき、本当にありがとうございます。
さて、味覚ということなので、私の写真が掲載されている 『 にっぽんのどんぐりずかん 』 の頁を見ると、生食できるドングリとそうでないものに分かれていました。渋味のもとになるタンニンの含有量が少ないイヌブナとシリブカガシも生食できますが、前者は実が小さ過ぎること、後者はややえぐみが強いと感じられることから、飯田さんのご判断で 【 たべられるどんぐり 】 の仲間から外されたそうです。味の良し悪しは別として、生で食べれるドングリを選ぶとすれば、私もこの5種類が妥当ではないかと思います。
半年ぐらい前に、下の孫が通っている保育園の生活発表会に出掛けた時、本棚にこの雑誌の既刊シリーズが並んでいました。この10月号もそれらの仲間に加えてもらえるのを期待しています。