雑記316. 2018.10.11
“ 大きな卵形のコナラのドングリ ”
9月にはいってから、毎日すっきりしない天気が続いています。特に週末の休みの日は最悪で、ドングリ探索するのに遠出ができない状況に悩まされてきたのですが、10月 8日の体育の日は久々の好天に恵まれました。ところが、やっと遠方までドングリ探索に出かけられると楽しみにしていたのも束の間、急遽孫の面倒をみなければならなくなり、敢え無く遠征は中止となってしまいました。
孫が来ると毎度の事ながら、“ 遊んで〜!どこか連れてって〜!!” と四六時中騒ぐので、当日は近場の公園や緑地で虫採りやドングリ拾いをしていっしょに遊ぶことにしました。
ちょうど昨年の今頃、ドングリ探検隊員3号(年下の孫)をドングリデビュー(*)させるために掖谷公園 [ 所在地 : 兵庫県神戸市 ] に連れていってドングリ拾いをしたことを思い出したので、今年もそこに行くことにしました。
ここのクヌギは県下でも有数の大きなドングリを結実し、しかも毎年のようにほとんどの個体が豊作なので、事前に現地で下調べしておかなくても、行けば間違いなく極上の大きなドングリがたくさん拾えます。今年もいつもと変わらぬ大豊作で、孫たちはたくさんの大きくてきれいなドングリを見て大喜びで、競い合うように拾い集めてました。
この日は孫のお世話に終始して、私自身がドングリ探索するのは諦めていたのですが、虫採りに熱中する孫たちにつき合っているうちに、普段あまり近づかない草深いエリアに足を踏み入れた時、そこにあった1体のコナラで思わぬ収穫がありました。
* 雑記279を参照願います。
そのコナラには、なんとも言えぬ大きくてきれいな卵形のドングリがたくさん結実していたのです(図8-316-2、3参照)。ナラガシワのような縦長の大きなコナラのドングリなら、これまでにもいろんなところで目にしてきましたが、こんなにきれいな卵形で、しかも横幅が18〜19mmもあるようなものにお目にかかったのはこれが初めてでした。このムッチリとした胴回りがたまりませんね〜♪ すっかり惚れ込んでしまいましたよ〜〜♪♪
その場から動かなくなった私を後目に、孫たちは虫採りを止めて、すぐ近くにある遊具施設で遊びに興じていました。目が届く範囲で遊んでくれていたので、孫たちの様子を時折横目で見ながら、しばしの間ドングリの採集を楽しませてもらいました。遊びを満喫した孫たちは言うまでもありませんが、このドングリに出会えたおかげで、私も思いがけずハッピーな休日を過ごすことができました☆