雑記285. 2017.11. 9
“ グレードアップして帰ってきました ”

 昨年、山田池公園 [ 所在地 : 大阪府枚方市 ] で僅かながら採集したウラジロガシの王様(*)が、この秋グレードアップして帰ってきました!
* 雑記241を参照願います。
 8月に同園を訪れた時に、この個体にたくさんの幼果が着いているのを確認しました。それらが順調に成長すれば、かなりの豊作が期待できたので、ウラジロガシのドングリが熟す11月が来るのを楽しみにしていたのですが、予想を上回る実りの良さにビックリしました(図8-285-2参照)。

 
 しかも、今年は単に結実量が多いだけでなく、昨年よりもずっと大粒で立派なドングリが樹上を賑わしていました(図8-285-3参照)。

 ウラジロガシにしては珍しく堅果全体が微毛で覆われており、殻斗も典型的なものに比べて分厚くて大きいので、パッと見はアカガシのドングリと思われる方が多いかもしれません。ですが、アカガシ亜属のドングリの中でも花柱が極めて繊細であるという点に着目すれば、ドングリを見ただけで、これがウラジロガシであることを見分けられると私は思います(**)
** 花柱が欠損した堅果でも、残存する花柱の付根部分の構造を見れば、繊細な花柱がそこにあったことを窺い知ることができます。