雑記279. 2017.10.14
“ 県内屈指の巨弾 ”
 2013年の秋に、当時3歳だった孫がドングリ探検隊員2号としてデビューしました(*)。それ以来、孫はドングリに興味津々で、今ではすっかりドングリ拾いのスペシャリストです。そして、探検隊員2号が誕生してから4年が経った今年の秋、今度は3歳になった下の孫が、探検隊員3号としてデビューすることになりました。
  * 雑記140を参照願います。

 探検隊員3号にとって初めてのドン探(**)なので、4年前に探検隊員2号がデビューした時と同じ掖谷公園 [ 所在地:兵庫県神戸市 ] に出掛けることにしました。

 掖谷公園は、兵庫県内でも屈指の大きなドングリを結実するクヌギが植栽されており、中には堅果の重量が17g
 (***)に達する大きなものもあります。しかも、ここのドングリは大きいだけでなく、樹下が芝生だったり落葉が降り積もっているところが多いので、傷一つない美品が拾えるのです☆
   ** “ ドン探 ” というのは、子供といっしょにドングリを拾って楽しむドングリ探検の略称です。
 *** クヌギの堅果で14g以上あるものは、同種の中でもかなり大きな部類に入ります。

 
 探検隊員2号もここに来たのはデビュー以来で、大きくてきれいなドングリ がたくさん落ちている様子を一目見るなり、 “ じいじ〜、ここホンマ穴場やな〜 ” と関西弁丸出しでドングリ拾いを満喫していました。
 一方、娘の家庭の事情もあって、これまで探検隊員3号はドングリに触れ合う機会がありませんでした。そんなわけで、ドングリに対する興味も探検隊員2号ほど熱烈ではありませんが、それでも大きなドングリを一つ手にするたびに、歓声をあげながら拾い集めていました。

 無心にドングリを拾い集める彼らの姿を見ていると、探検隊員2号がそこらじゅうに生えている小さなキノコの上にドングリを載せてまわっているのに気づきました。ドングリとキノコというかわいいもの同士の絶妙な組み合わせに、おもわず頬がゆるんでしまいました♪
 探検隊員2号の真似をして、私も1つだけキノコの上にドングリを載せてみましたが、わざとらしさがにじみ出てしまい、探検隊員の作品の出来には遠く及びませんでした(図8-279-4参照)。

 ドン探と言ってもドングリ拾いは正味30分ぐらいで、その後はえんえん近隣の公園をハシゴしたり、虫採りをしたりと、ドングリ以外の催しに終始しましたが、最後は締めとして、ドングリと同じ木の実であるオニグルミ(探検隊員2号のお気に入り)を拾いに有馬富士公園 [ 所在地 : 兵庫県三田市 ] へ立ち寄りしました。

 ちょうどこの時期、熟した実が樹下にたくさん落ちていましたが、検隊員たちはそれだけでは足りないとばかりに、持参した長い竹の棒で樹上に残っている実まで叩き落していました。大きなザルにいっぱい拾い集めたオニグルミの実は、今度探検隊員がうちに来た時にみんなでいただくことにします♪