雑記021. 2010. 8.30
“ ドングリシーズンの到来! ”
 8月も末ですから、そろそろドングリが降り始めてもいい頃なんですが、今年は稀にみる猛暑のせいか、中々ドングリが落ちません。通勤途中にある緑ヶ丘公園でも、例年8月の25日頃にはドングリを落とすアベマキも、落下する気配が感じられません。

 早く新鮮なドングリに触れたくて、今日は勤務先の昼休みに近くの瑞ヶ池公園へ散策に出掛けました。ここのマテバシイは、私の身近なところにあるものの中では、最も早い時期にドングリを落とします。7,8年前から本格的に採集を始めて以来、8月末には必ずドングリを落とし続けており、私にとってこの樹は、シーズンの到来を告げる時報のようなものです。

 同園にあるマテバシイの下まで行くと、期待に違わず今年もドングリが落ちていました。まだ落ち始めたばかりのようで、樹下には20個程度のドングリしか落ちていませんでしたが、緑色やら黄色、薄茶色のものまで実に色鮮やかです。手に取って匂いを嗅ぎ、柔らかな緑の香りに満たされていると、今年の秋も素敵なドングリ達に巡り会えそうな予感がしてきました。