雑記192. 2015. 9.14
“ どんぐりむらシリーズのお手伝い ”
 どんぐりむらシリーズ(学研教育出版社刊 なかやみわ作)と言えば、私が大好きな絵本です(*)。名目上は、孫のどんぐり教育のためということにしてますが、本当のところは単に私が好きなだけで、新作が出るたびにせっせと購入しています。2010年から毎年1冊づつ刊行されてきましたが、今年はシリーズ第6作目として “ どんぐりむらのあそびやさん ” が9月8日に発売されました。

 今回は既刊のストーリー物とは異なり、迷路やクイズ、折り紙、間違いさがしなど、どんぐりむらに出てくるキャラクター達といっしょに遊べる内容になっています。実は、この最新作の制作過程に、私もちょっとだけ関わっているのです。
* 雑記70を参照願います。

 7月の頭に、学研教育出版社が業務委託しているグループ・コロンブス社から、どんぐりむらシリーズ最新作の “ くいずやさん ” に使用するどんぐりの写真を幾つか提供して欲しいと依頼がありました。大好きなこのシリーズの出版に協力できるということで、早々に写真をお送りしました。
 本来なら、この時点で私の関与は終了のはずでしたが、
仕上がってきた原稿の内容をチェックしてみると、私が提供した写真以外で、ドングリの識別に関する箇所に幾つかの誤りがあることに気づきました。そして、出版社の方にそれらの不具合を指摘するうちに、監修的な役割まで担当させていただけることになったのです。おかげさまで、ひと月程度の短い期間ではありましたが、校了に至るまで存分に楽しませてもらうことが出来ました。
 普段からよく見慣れたドングリでも、写真だけで種類を明確に識別するのって、なかなか難しいもんですね。15年以上ドングリをやってきましたが、私もまだまだ勉強中であることを思い知らされました。この絵本の出版にかかわる機会を与えてくださった、グループ・コロンブス社と学研教育出版社の方々には、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。