雑記174. 2014.10. 6
“ 交雑の妙 その2 ”
 ちょっと前に、山田池公園 [ 所在地 : 大阪府枚方市 ] にある交雑種と思われるミズナラのドングリについて紹介しました(*)。今回はその第二弾として、同園にある別の交雑種と思われるミズナラから採集したドングリを紹介します(図8-174-1参照)。
* 雑記170を参照願います。

 この個体は9月末頃からドングリを落とし始めました。図8-174-2は、10月に入ってから採集したものです。雑記170で紹介したものと比べて、色や形はミズナラのドングリと良く似ているのですが、長い首はカシワのドングリを思わせます。また、殻斗の表面を覆う刺々しい鱗片も典型的なミズナラのものとは大きく異なります(図8-174-3参照)。

 この個体の樹皮や葉を見てみると、葉は葉柄が極端に短く、全体的な形や大きさはミズナラとそっくりでした。ただ、樹皮はミズナラよりもむしろカシワかコナラに近い感じがしました(図8-174-4参照)。おそらく、雑記170で紹介したのと同様に、これもカシワとミズナラの交雑種だと思われます。同じ交雑種でも、樹種間のブレンド比によってドングリの形態は全然違うのですね♪