雑記140. 2013.10.18
“ 復活! ドングリ探検隊 ”
 2009年の秋、当時小学5年生だった下の娘(ドングリ探検隊員1号)と最後のドン探(*)をしてから、隊長である私以外は隊員不在だったので活動を休止していたのですが、このたび4年のブランクを経て、嬉しいことに孫娘が “ ドングリ探検隊員2号 ” としてデビューしてくれることになりました。ドングリ探検隊ひさびさの復活です☆
  * 雑記006を参照願います。因みに、“ ドン探 ” というのは、子供といっしょにドングリを拾って楽しむドングリ探検の略称です。

 今年の8月で3歳になったばかりですが、これまでの私の教育の甲斐もあって、今ではドングリを含めた木の実全般に並々ならぬ興味をもっています。今回は初めてのドン探ということで、それにふさわしい場所としてマイ・ドングリフィールド(**)の一つである掖谷公園 [ 所在地:兵庫県神戸市 ] に出掛けることにしました。

 掖谷公園はこのHPでも度々紹介していますが、多果多産のシラカシが数多く植栽されているだけでなく、大きなクヌギのドングリがたくさん拾える等、周辺地域でもピカイチの “ ドングリ採集スポット ” です。この日も地面には所狭しと美しいクヌギのドングリが大量に落下していました(図8-140-2参照)。
** セクション12を参照願います。

 探検隊員2号はドングリの取り扱いにも習熟しており、拾ったドングリと睨めっこしながら、堅果の表面に傷や虫喰いの痕があるものを上手に選別していました。教えたわけでもないのに、拾ったドングリを一つ一つ丁寧にズボンで擦って、表面の汚れを落としながら熱心にチェックしている姿がとても印象的で、横目で見ながら私は終始苦笑いしていました。

 ドン探の後はいっしょにお弁当を食べて、園内の遊具でひとしきり遊び、さらにここだけでは満足出来ず複数の公園をハシゴして廻らされました。どちらかと言うと、ドン探よりも遊具で遊ぶのがメインの一日でしたが、それでも久しぶりに復活したドン探を満喫させてもらいました。探検隊員2号、これからもよろしくお願いします。


 さて、探検隊員2号はすっかり遊び疲れて、3時頃には自宅で寝入ってしまいましたので、私一人で近場のドングリ探索に出掛けました。取り立てて収穫はありませんでしたが、蒲池公園 [ 所在地 : 兵庫県神戸市 ] に立ち寄った際に、今年も大きなスダジイのドングリが色づいているのを目にしました。細長い棒状の形が特徴で、堅果の長さが30mmを超える大物もありました(図8-140-4右側)。
 同園には他にもたくさんのスダジイがあるので、次回のドン探はこれらを題材にした食育に挑戦してみようと思っています。